公開日:2023年6月20日
最終更新日:2023年6月20日

タイ旅行前に知っておくべきことの1つとしてタイへ電子タバコやアイコスの持ち込みが挙げられます。
この記事では、許可されている種類や喫煙ができる場所について説明します。喫煙者や愛煙家の皆さんにとって「旅行中に自由にタバコを吸えるかどうか」は旅行の楽しみにとって重要な要素ですよね。海外旅行に慣れている方はもちろんご存知かと思いますが、国によっては持ち込みが禁止されたり、持ち込みがバレると高額な罰金や最悪の場合は懲役になることもあります。皆さんのタイ旅行が素敵な思い出となるよう、タイへの旅行を計画されている喫煙者の方は、ぜひ旅行前にこの記事をご一読ください。

結論:タイに電子タバコは持ち込めない

電子タバコの持ち込みは違法

知らない方も多いと思いますが、最近はiQOSやVAPEなどの電子・加熱式タバコを法律で禁止して懲役や罰金を課す国が増加しています。もちろんタイもその例外ではなく、電子タバコの喫煙を法律で禁止しています。電子タバコを吸っている時はもちろんのこと、検問等で電子タバコを所持していることがわかった場合、最高で10年の懲役、または50万THB(約180万円)の罰金のいずれかが課せられます。

มีความผิดตาม พ.ร.บ.ศุลกากร พ.ศ. 2560 มาตรา 244 ต้องระวางโทษจำคุกไม่เกิน 10 ปี หรือ ปรับไม่เกิน 500,000 บาท หรือทั้งจำทั้งปรับ  

和訳:違反行為がある仏暦2560年関税法第 244 条によ​​り、10 年以下の懲役または 50 万バーツ以下の罰金、あるいはその両方が科せられます。  

Thai Public Health Phiwat Foundation

上記のようなレベルの刑罰を課せられたという方の話を聞いたことはありませんが、iQOSを吸っていたり所持していることが見つかり警察署に連れて行かれ3~5万THB(約11~18万円)の罰金を取られたと言う日本人の話は聞いたことがあります。

「バレなきゃOK!」と紹介しているブログや動画もあるようですが、いつ検問などで警官に声をかけられるかわからないので、個人的にはアイコス等の電子タバコは絶対に持ち込まないことをお勧めします。

日本から持ち込めるタバコは1カートンまで

タイに持ち込み可能なタバコの量は1人あたり200本(1カートン)までのタバコを持ち込むことができます。200本以上のタバコを所持している場合は、1カートン当たり約4,785バーツ(約15,000円)の罰金が課せられます。銘柄に関しては特に制限はないため、皆さんのお好きな日本の銘柄で問題ありません。基本的に空港の免税店でタバコを購入することが多いと思いますので、空港でタバコを購入した場合、そのカートン以外のタバコは持ち込みできないということになります。また、空港の免税店でタバコを購入する方は「必ずレシートを貰いパスポートに挟んでおくこと」をオススメします。理由は、(ごく稀ですが)入国や検問でタバコを購入したレシートを提示するよう言われることがあるからです。その際、レシートに1カートン以上のタバコを購入した記載があると罰金の対象になるので、1カートン以上のタバコを購入して友人に持ち込んでもらう方法は使えないので注意してください。

タイのタバコの値段と購入方法

電子タバコが吸えないのであれば通常のタバコを吸う方法しか残されていないかと思います。タイでは日本同様、コンビニで24時間いつでもタバコを購入可能です。値段は60~145THB(約240~630円)ほどです。海外旅行に行く方はご存知の方も多いかと思いますが、海外のタバコのパッケージには喫煙を警告する(かなりグロい)画像がパッケージされています。そのためなのか法律的が絡んでるのかは不明ですが、コンビニ等ではタバコの棚をシャッターなどで覆い、パッケージが見えないようにしています。どんな銘柄が購入できるのかわからないこともあると思うので、下記に購入可能な銘柄の一部と値段をまとめてみました。

タイで購入可能な銘柄

*値段は変動する場合がありますので、店舗でご確認ください。

日本のタバコを吸いたい方

  • マルボロ : 165THB(約630円)
  • メビウス : 140THB(約560円)

海外のタバコを吸いたい方

  • L&M : 60THB(約240円)
  • ウインストン : 60THB(約240円)
  • SMS : 60THB(約240円)
  • キャメル : 60THB(約240円)

どんな銘柄があるのかわからない状態で、店員に英語や身振りで銘柄を伝えることは難しいと思うので、とりあえず吸っているタバコのパッケージを見せれば店員さんも理解しやすいかと思います。

タバコ喫煙に関する罰金について

タイで路上喫煙することは厳密に言うと刑罰の対象にはなっていませんが、観光地の寺院やビーチ、ホテルなどでは独自に禁煙にしているところも多いので、タバコを吸う前に確認してください。罰金が場所によって異なりますが2,000~5,000THB(8,000円~20,000円)徴収されます。また、タバコのポイ捨てには厳しく警官に見つかった場合は、2,000THB(約8,000円)ほどの罰金が課せられます。なので、携帯灰皿やお店の喫煙ボックスに吸い殻を捨てましょう。

タイは禁煙大国?

近年、タイでは至る所で禁煙化する動きが起きています。日本では居酒屋やカフェの店内でタバコを吸える場所もありますが、タイでは基本的に室内で喫煙はできません。(一部ではありますが、偉い人にお金を払っている店舗は吸えます)そのため、テラスや外に喫煙所が設置されていることが多いので、タバコが全く吸えないと言うことはありません。

日本だと街中など外に喫煙所がある場所の方が少ないと思うので、日本とは逆と思った方がいいです。

タイ人が電子タバコやVAPEを吸ってるのを見かける

基本的には違法です。では、どのような法律になっているのでしょうか。

電子タバコ輸入業者

消費者保護委員会は、電子タバコ販売業者やサービスプロバイダーに対して、製品の販売や提供を禁止する命令を発行しました(命令第9/2558号)。電子タバコや電子タバコ充填液には、身体に有害な化学物質や発がん性のある物質が含まれています。これらは呼吸器系に問題を引き起こし、健康に悪影響を与えます。したがって、2019年の消費者保護法(第4号)に基づき、転売目的での購入を含む補償付きの場合、これらの製品を販売または提供する業者は有罪とされ、3年以下の懲役または60万バーツ以下の罰金、またはその両方が科せられます。

電子タバコ販売業者

商務省の発表によると、電子タバコ輸入業者は水タバコの規制に違反しており、電気水ギセルや電子タバコの輸入が禁止されていることが明らかになっています。これに伴い、電子タバコ製品の没収が行われ、コンテナや車両を含むあらゆる手段での持ち運びにも使用されていたことが報告されています。

電子タバコ所持者

関税法第246条第1項によると、税関手続きを経ずに王国に輸入された品物は、関与している者によって認識されており、この行為は5年以下の懲役または罰金の対象となる可能性があります。

巷で聞く噂だと販売業者や輸入業者はお偉いさんにお金を支払うことで取り締まられないようになっています。街中で吸っている方も必ずしも取り締まりを受けるわけでありません。が、時々見せしめのように突如取り締まられるケースもあるのでタイ人でさえなるべく警察がいる前では吸わないようにしています。

終わりに

タイ旅行を計画している喫煙者なら絶対に知っておくべき情報かと思います。タバコを吸う場所が全くないと言うことはないですが、タイでは禁煙化の動きが増えています。タクシーに乗っていて急に検問に引っかかると言うことあるので、iQOSなどの電子タバコを持参することはオススメしません

「バレなきゃ大丈夫!」と思っている方は自己責任なので何も言えませんが、見つかった時は10万円以上の罰金が課せられるので、それほどのリスクを背負う必要は無いと思っています。タバコの量とレシート持参、ポイ捨てはしないことさえ守れば特に問題ないので、「せっかくの楽しいタイ旅行で高額な罰金を取られた…」なんてことが無いように気をつけてください。